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アスベストのお話

建物のアスベストに注意

地震によるアスベストの被害

輸入、生産、使用が全面禁止になった日本では、これから先、建物の解体、経年劣化によって、飛散するアスベストが一番危険です。自分たち、子供たちの将来のために、正しい解体工事の知識を持たなければいけません。

注:2008年3月に兵庫県で阪神淡路大震災時の被災地の解体工事に従事していた人がアスベストの労災認定を受けました。つまりこの例からすると潜伏期間が平均40年というのが覆され、危険がもっと身近になってしまいます。

アスベストによる健康被害

アスベストは健康を蝕む静かな時限爆弾です

アスベストによって引き起こされる健康障害には、悪性中皮腫、肺がん、アスベスト肺、良性石綿胸膜炎、ひまん性胸膜肥厚の5つがあるといわれています。肺がん、悪性中皮腫の場合、潜伏期間が平均40年といわれています。

石綿(アスベスト)の繊維は、肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になるといわれ、肺がんを起こす可能性があることが知られています(WHO報告)。

石綿による健康被害は、石綿を扱ってから長い年月を経て出てきます。例えば、中皮腫は平均35年前後という長い潜伏期間の後発病することが多いとされています。

仕事を通して石綿を扱っている方、あるいは扱っていた方は、その作業方法にもよりますが、石綿を扱う機会が多いことになりますので、定期的に健康診断を受けることをお勧めします。現に仕事で扱っている方(労働者)の健康診断は、事業主にその実施義務があります。

(労働安全衛生法)

 石綿を吸うことにより発生する疾病としては主に次のものがあります。労働基準監督署の認定を受け、業務上疾病とされると、労災保険で治療できます。

アスベストは健康を蝕む静かな時限爆弾です。

(1)石綿(アスベスト)肺

肺が線維化してしまう肺線維症(じん肺)という病気の一つです。

肺の線維化を起こすものとしては石綿のほか、粉じん、薬品等多くの原因があげられますが、石綿のばく露によっておきた肺線維症を特に石綿肺とよんで区別しています。

職業上アスベスト粉塵を10年以上吸入した労働者に起こるといわれており、潜伏期間は15〜20年といわれております。アスベスト曝露をやめたあとでも進行することもあります。

(2)肺がん

石綿が肺がんを起こすメカニズムはまだ十分に解明されていませんが、肺細胞に取り込まれた石綿繊維の主に物理的刺激により肺がんが発生するとされています。

また、喫煙と深い関係にあることも知られています。アスベストばく露から肺がん発症までに15〜40年の潜伏期間があり、ばく露量が多いほど肺がんの発生が多いことが知られています。治療法には外科治療、抗がん剤治療、放射線治療などがあります。

(3)悪性中皮腫

肺を取り囲む胸膜、肝臓や胃などの臓器を囲む腹膜、心臓及び大血管の起始部を覆う心膜等にできる悪性の腫瘍です。

若い時期にアスベストを吸い込んだ方のほうが悪性中皮腫になりやすいことが知られています。

潜伏期間は20〜50年といわれています。治療法には外科治療、抗がん剤治療、放射線治療などがあります。

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